vol.166 きざみうなぎの話

こんにちは!
うなぎ屋かわすい川口水産の雑賀です。

ゴールデンウィークも終わり、
いよいよ夏!という感じの気候になってきました。
私は夏が好きなのでちょっとワクワクします。
うなぎ屋としては母の日、父の日、土用の丑の日と繁忙期に突入するのでどんどん忙しくなっていきますが…!

この時期、弊社がある有田市ではみかんの花が咲いています。

この時期だけなんですがとってもいい香りなんですよ~♪
でも先日友人が「みかんの花アレルギーなんだよね」と言っていて、

有田に住んでてそれは辛いだろうなと思いました(^^;)

さて、今日は私からかわすい通信vol.166としてお伝えするのは…
きざみうなぎを作る機械が新しくなった話です!

まず、知らない方のために「きざみうなぎ」の説明をしたいのですが、

その名の通り、うなぎをきざんで食べやすくした商品です!
当店ではタレと一緒に漬け込んで真空パックしています。

弊社がきざみうなぎを作り始めたのはおよそ30年ほど前。
その当時、捌く時に失敗したものや、大きすぎるうなぎ・小さすぎるうなぎなどの
いわゆる2級品を活用出来るよう商品化されました。
開発当時から15年ほど前までは計量・袋入れ・タレ注入をすべて人の手で1袋ずつ行っていたため、
1日の生産能力は5名で800パックほどだったそうです。

そのうち生産が追い付かなくなり、15年ほど前に機械が導入されました。
その機械で袋入れ・タレ注入は自動で出来るようになったのですが、
計量は人が行わねばならず、結構大変でした(^^;)

その機械をメンテナンスしながら大切15年間使っていたのですが…
ついに!最近さらに新しい機械を導入することが出来ました。

その機械では、計量も自動化されました。

14個うなぎを置くスペースがあり、そこに適当な量のうなぎを入れていくと
機械が自動で指定したグラム分のうなぎを真ん中のレーンに落としてくれるシステムです!
うなぎの投入自体は人の手で行わねばならないものの、
今までは1個ずつ計量器で計っていたので断然楽になりました!

排出されたうなぎはカップに入り、レーンを流れていって、袋に自動で入ります。

その後、自動でタレが注入されます。

これを真空パックしてきざみうなぎの出来上がりです(^^)♪
30年前、1日あたり5名で800パックだった生産能力が、現在では3名で5000パックとなりました!
更に、開発当初はいわゆる2級品を使って生産していたきざみうなぎは現在では人気商品となったため、
きざみうなぎ用に活鰻を手配するようになりました。

ちなみにきざみうなぎは長焼きやカットについているタレとは違い、少し甘口のタレを使用しています。
きざみうなぎが気になる方はこちらから!

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