初めまして!こんにちは!
うなぎ屋かわすい 川口水産の久堀(クボリ)と申します。
本日は久堀から入社後初のかわすい通信をお届けいたします。
入社後初のブログということなので、まずは自己紹介からさせて頂こうかと思います。
昨年度の11月中旬より、中途入社で、ネット通販の部署で店舗運営職として採用されました。
前職は地方自治体の職員として働いていたので、川口水産に入社してから、仕事で使う紙の書類の少なさにビックリしている日々です(笑)
趣味は仕事終わりにジムに行って筋トレやランニングをしたり、休日に東京へ遠征してライブにいったりすることです。特に川口水産に入社してからは、プライベートの時間を確保しやすくなったので、週に4回くらいはジムに行って運動をする習慣がつきました。このペースで頑張って、絶対に腹回りの浮き輪肉落とします!
・・・私からの自己紹介は以上としまして、ここで蒲焼きの豆知識を1つ。
【関東風と関西風の蒲焼きの違い】※諸説あります
についてです。
今年の1月より電話対応もするようになったのですが、電話を頂いたお客様より「川口水産の蒲焼きって関西風なんですか?それとも関東風?」という質問をチラホラ頂きます。当然、私も川口水産に入社するまではそんな知識はなく、お客様よりよくいただく質問だったので、色々勉強させていただきました。
結論からいうと・・・川口水産の蒲焼きは【関東風と関西風のハイブリッド】ということになります。
実は蒲焼きの「関東風」と「関西風」って区別する観点が色々あるんですが、代表的な区別の仕方に【開き方】と【焼き方】の違いが挙げられます。
まず【開き方】についてです。ウナギの「背から」開くか、「腹から」開くかに地域差が出ます。関東では、かつて武士が多かったので、切腹をイメージさせる「腹開き」は縁起が悪いとされ、「背開き」が一般的です。一方で、関西では商人が多かったので、「腹を割って話したい」という商人文化の名残から、「腹開き」が一般的になっています。
先日、川口水産の調理場でウナギを開いている写真を撮らせてもらいました。
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ウナギのお腹から開いているのが分かりますでしょうか?つまり、川口水産のウナギは、【開き方】の観点でいうと、「関西風」ということになります。
次に【焼き方】についての違いですが、関東風では「蒸し」の工程があり、関西風では「蒸し」の工程がないという違いがあります。
そこで川口水産はどうなの?というと、関東風の「蒸し」を取り入れつつ、関西風にしっかり焼いていきます♪
工場内の一部の写真がコチラ
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開いたウナギが蒸気で蒸されて、コンベアの上を流れて行っているのがお分かりいただけますでしょうか?
この「蒸し」の工程を入れることにより、身がふっくらと焼き上がり、皮も柔らかくなるので、蒲焼きを食べた時の食感がトロっとした感じになります。ちょっとだけ試食させてもらったんですが、適度に脂がのって、トロっとしてて美味し~♪
以上のように、普段は何気なく食べていた蒲焼きですが、いざ川口水産に入社して勉強をしてみると、意外と奥深い歴史的な背景があることが発見できました。川口水産の蒲焼きをまだ食べたことがない人は、是非一度トロっとした食感蒲焼を食べてみてください♪
長くなりましたが、皆様に美味しいウナギを届けていけるように日々努力していきますので、今後もかわすい通信を書いた時は是非目をお通しくださいませ♪