vol.94 きざみうなぎが出来上がるまで

みなさま、こんにちは。

うなぎ屋かわすいの川口ヒロシです。

 

本日は僕からかわすい通信をお知らせします。

 

こちらの商品、当店の人気のきざみうなぎという商品になります。

 

 

刻んだうなぎとタレを一緒に漬け込んだお手軽商品ですが、

実はこれ以前は手作業で入れておりました。

 

ただそれだと数量があまり入らないので、最近は機械を導入して

自動包装機と呼ばれる機械で入れておりますのでその工程を

今回は紹介します。

 

まず、きざみうなぎに使ううなぎですが、毎日の8000匹ぐらい

うなぎをさばいていると、開きミスと呼ばれるうなぎが必ず出てきます。

 

そういったB級と呼ばれるうなぎを使いますが、例えばサイズが規格よりも

大きい、小さいだけのA級のうなぎも使います。

 

当初はB級のうなぎだけを使って作っていたいのですが、

お手頃価格でうなぎが食べれる!のと、うなぎとタレが一緒にパックしてるので

湯煎で温めるだけで簡単に食べれる!ことから

製造が追いつかないぐらいに人気商品となり、今ではA級の商品も

沢山使って製造しております。

 

そんなきざみうなぎですが、まずは1本のうなぎをきざみうなぎに入れている大きさに

カットしていきます。カットもスライサーという機械を使ってカットしていきます。

 

スライサーの機械です。

 

こんな感じにレーンにうなぎを置きます。

 

その後スイッチを入れるとこんな感じにアッと言うまでにカットされます。

 

そしてこちらがきざみ投入機と呼ばれる機械です。

 

まず手作業で規定を重さを計ります。例えばきざみ75gの場合には

うなぎを50gを計り白いカップにいれます。

計ったあとは緑のレーンに置くだけです。あとは自動で上に登っていき

そしてそこから袋に投入され、タレも同じく注入され、そしてこの機械で

真空パックされていきます。

 

真空パックされて出来上がってきたのがこちら

 

そして出来上がってきたきざみうなぎの最終検査場も自動で通り抜けます。

 

ここでは重量を確認したり、金属探知機があり、金属が混入されていないか

そして、X線検査機で何か異物が混入していないのかを

調べて無事通過したきざみうなぎは最終滅菌の為に熱処理を行い、

その後冷凍してカチコチに凍って商品として出荷されていきます。

 

これから夏場に向けて沢山きざみうなぎが出ていきますので

今はまさに製造の最盛期をむかえております。

 

本日は、皆様に安全で安心してお召し上がりいただくように

きざみうなぎの製造工程についてのかわすい通信でした。

 

最後までお付き合いくださいまして誠にありがとうございます。

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