こんにちは!
うなぎ屋かわすい川口水産の岡と申します。
本日は私から82回目となるかわすい通信を
お送りさせていただきます。
今年は9月4日にうなぎの供養祭を開催しました。
うなぎ業界ではこの時期が新年度の
始まりとされ、全国各地でうなぎの
供養祭が行われます。
うなぎ屋かわすいでも毎年
実施される大切な恒例行事の一つです。
お店もいつもより早めに閉め、
皆も業務を早めに切り上げ供養祭の準備をします。
お盆が終わって、暑い夏の慌ただしい時期を
なんとか乗り切ることができ、
うなぎに感謝の気持ちを捧げる大切な行事です。
供養は16時半から
近くのお寺で行われます。
皆礼服に着替え、歩いてお寺に向かいます。
仏前には生きたうなぎなどを
お供えし住職に読経して頂きます。
参列した一人ひとりが焼香し、
うなぎに感謝し合掌しました。
また今後のうなぎの平穏と、
ますますの発展も祈願します。
読経が終わり、いつもであれば、
ご住職による説法を伺いますが、
今年は新型コロナウイルスによる
状況を踏まえ、うなぎを皆でとむらう
ということのみに専念しました。
この後弊社社長から、
「今年は例年と違い、供養だけで終わって
しまいますが供養だけすることで
逆に考えることがあると思います。」と挨拶しました。
こうしてお寺をあとにしました。
いつもであれば皆でこの後、
近くの川へ向かい、うなぎを放流。
放流後、親睦会で締めくくりますが、
今年は上記のような理由から、
うなぎの放流は一部の人で実施。
親睦会も実施に至りませんでした。
うなぎが放流される有田川は、
和歌山県の中北部を流れ紀伊水道へと
繋がっていきます。
うなぎの今後の発展を願って
こちらでうなぎが放たれました。
画像は昨年のもの
養殖で育ったうなぎ達に、
自然の川はどのように映ったのでしょうか。
大きく育ってくれることを願うばかりです。
去年の親睦会は皆でBBQをして、
大いに盛り上がりましたが、
今年はなくて少し残念でした。
こうして今年の供養祭は無事終了しました。
今後も弊社での取り組みをご紹介させて頂き、
見て頂いた方に、川口水産を身近に
感じて頂ければ幸いです。
今後とも川口水産をご愛顧頂きますよう、
宜しくお願い申し上げます。
以上『2020年供養祭』というテーマで
お話させていただきました。
それでは今日もお付き合いください!