皆様こんにちは。
うなぎ屋かわすい 川口水産の川口ヒロシです。
毎月不定期にお届けしているかわすい通信を本日は僕からご案内致します
さて少し分かりにくいのですが、全国にはこんなにあります!うなぎの加工場!!!
宮城県に1、新潟1、群馬1、東京1、千葉3
静岡に19、愛知5、兵庫1、大阪3、和歌山3、高知4、福岡1
宮崎1、鹿児島20 計54箇所にうなぎの加工場があります
こういう風に数字を見てみるとうなぎの取扱高日本一の鹿児島県に沢山加工場が
ありますが実はここ和歌山には3箇所あります。うちの他にもう二社ありますね
全国的に見ると意外と和歌山が多い!!!
あと以外だったのが群馬、新潟、宮城にもあります。
何となく海側にあるのは分かるのですが、内陸地の群馬県に一箇所あるのは
もの凄く以外ですね
だれが何のためにと思われるかも知れませんが
日本養殖新聞という所が発行元で全国の加工場を掲載した
『2018年度 国内鰻加工場データマップ』と記載されております
中をじっくり見ていくとこういうのがあります
思わずプッと笑ってしまいますよね。
うなぎ屋さんならではの視力検査キット (^_^)v
ちなみにやってみると3m離れて0,6がギリギリ見えるぐらい
そして過去のうなぎの漁獲量も
このようにしてみると平成24,25年と2年連続で不漁がおこって
この頃から一気にうなぎが高くなったなぁという思い出があります。
1年目は3割減って、翌年はさらにそこから1割以上減っており、
ピークから比べるとなんと4割以上減っております。それからチョットは
復調の兆しをみせ獲れだしてきたのですが今年の大不漁により
うなぎの価格が史上最高値をむかえるまでになってしまいました。
さて、いよいよこれから来年の3月末ぐらいまで
国内各地でうなぎの稚魚の漁が始まります。早ければこの時期に獲れた一部の
うなぎの稚魚が大きくなって夏の土用丑に店頭に並びます。
しかしこのうなぎの稚魚の漁は本当に分からなく、『最初獲れたぞ!!!』と
喜んでいても日が経つにつれて最終的にはあまり獲れなかったりとその逆もあり
去年のように最初全然獲れなくても『今年はどうなるんだろう?!』と
思っていても段々と獲れてきたりと・・・
ですから毎年この時期から来年の3月くらいまではうなぎ屋さんにとっては
来年を占う大切な年になります。去年から今年にかけて稚魚が大不漁だったので
今年は何とか沢山うなぎの稚魚が獲れてくれるように祈っております<(_ _)>
話がそれてしまいましたが、全国のうなぎの加工場マップですが、
その他の魚や肉の加工場マップもあるのかなと思います。
機会があればまた調べてみます(^_^;)
それでは失礼します
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