こんにちは!
うなぎ屋かわすい 川口水産の岡と申します!
いよいよ7月25日、8月6日は夏の土用丑!
ところでこの土用の丑、なんとなく鰻を食べる日っていうことだけは
知っているんだけど一体どういう意味があるのでしょうか?
そこで今回の「かわすい通信」は、「土用の丑の日」について
少しまとめてみましたので、ご紹介したいと思います。
1.「土用」って何??
土用とは昔「土旺用事(どおうようじ)」と呼ばれ、
土の気が旺(さかん)になる時期という意味がありました。
陰陽五行説という考えでは、世界は『木、火、土、金、水』の
5つの組み合わせで成り立つと考えられています。
これを各季節にあてはめると、
木は春、火は夏、金は秋、水は冬。
すると土だけが割り振る季節がありません。
そこで、 「土の性質は全ての季節に均等に存在する」として
各季節の最後の18~19日を「土用」としました。
これで1年の日数が均等に五行に割り振られたことになります。
⇒ http://img.ponparemall.net/imgmgr/89/00100689/conte/1705-01con2.png
つまり、「土用」とは各季節の最後の18~19日をいいます。
各季節なので、夏だけではないというのもポイントです。
2.「丑」って何??
丑の日の「丑」は十二支の「子丑寅卯…」の丑です。
各土用の中で丑の日にあたる日が
「土用丑の日」ということになります。
例えば、2017年の立秋は8月7日です。
ここから18~19日前迄を土用と呼びます。
そして、この期間に、「丑の日」は
7月25日(火)と8月6日(日)の2回あります。
そこで初めの日を『丑の日』
2回目を『二の丑』と呼びます。
今年の夏の土用の丑が2回あるのはこのためです。
丑の日:7月25日、二の丑:8月6日
⇒ http://img.ponparemall.net/imgmgr/89/00100689/conte/1705-01con3.png
3.「土用の丑の日」とうなぎの関係
夏の土用の時期は暑さが厳しく夏ばてをしやすい時期です。
そこで「精の付くもの」として「ウナギ」も
奈良時代頃から有名だったようで、土用ウナギ
という風に結びついたという説があります。
また他の有名な説としては
幕末の万能学者として有名な平賀源内が、
夏場にウナギが売れないので何とかしたいと
近所のウナギ屋に相談され、「本日、土用丑の日」
と書いた張り紙を張り出したところ、
大繁盛したことがきっかけだと言われています。
この他にも多くの説があります。
以上、土用の丑についてご紹介しました。
こちらにも、まとめています。
土用の丑の日とは ⇒ http://store.ponparemall.com/kawasui/category/0000000160/”
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