かわすい通信はじめました。立て場編

こんにちは!

うなぎ屋かわすい 本店店長の川口ヒロシです。

うなぎのついてのアレコレや当店のアレコレなんかを
ざっくばらんにご紹介できればと考えております。

 

それでは記念すべき第一回目は当店で毎日行われている仕事の風景を

ご紹介したいと思います!

突然どうしたの?っという声が聞こえてきそうですが

こういった事を今まであまりご紹介していなかったな~と

思った次第です(^_^)

さて、僕たちにとっては何気ない風景なのですが、

会社に打ち合わせに来られるお客様や見学されるお客様にとっては

コレがとてもめずらしいようです。

それがこちら・・・

 

主に鹿児島、宮崎、徳島、高知などから

毎日、活きたうなぎが届きます。

 

このような段ボールの中で空気詰めにされています。

まぁ当然といえば当然なのですが、一般的には活きたうなぎを

見る機会がないのでコレを見ると一斉に

「おぉ~~」とか「うわぁ~~」と、声が上がります。(^_^)

この活きたうなぎはまずこちらの立て場と呼ばれる場所で保管しておきます。

 

ここはドロ抜きという工程を行う場所になります。

「ドロ抜きとは・・・」

うなぎは本来川魚なので、ドロ臭さをもったお魚になります。

 

このドロ臭さは分かる人、分からない人がいるのですが

敏感な方だと少しでもドロ臭さが残っていると

「わぁ、このうなぎ美味しくないなぁ~~」となります。

 

ですから入荷したうなぎはこの立て場で一日置いておき

次の日に数本を抜き取って試食をします。

その際にドロ臭さが残っているのかどうかを確認します。

 

もちろん食べる人は味覚に敏感な5人の職人!

食べてみて5人全員がドロ臭く無い!!と感じたうなぎのみ

蒲焼きにして加工していきます。

 

一人でも『んん?このうなぎ、まだドロ臭い!』と言えば

そのうなぎはまた立て場に1日置いてドロ抜きをし

また、試食といった工程を繰り返します。

 

この工程は僕たちにとって一番重要な仕事だと思っておりますので

徹底的にこの作業をやります。

 

こうすることでドロ臭さに敏感なお客様でも

安心してお召し上がりいただけるように!!!頑張っております。(^^)/

 

『今日は納得出来るスープが出来なかったのでお店開けない!!!』

という頑固なラーメン屋さんと同じ感じで

僕たちも今日蒲焼きにする予定のうなぎが全てドロ臭かったら

さばく工程、焼く工程は全てお休みになります。

 

ただそれ以外は通常通り営業しているので違う部署に行って働きます(^_^)

さて、本日はうなぎの立て場についてお話ししましたが、

また少しずつ他の事もお話し出来ればと思っております。m(_ _)m

 

 

 

 

 

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